石﨑事務局長のバングラ滞在記⑥ 2025年8月
【1日目】
2025年8月2日、土曜日。今日は待ちに待った出発日!
成田空港から中国南方航空で広州経由、ダッカ行きの旅が始まります。今回も何かしらのトラブルが待ち受けているかもしれませんが、それも旅の醍醐味。ワクワクしながら出発です。
成田での出発時、南方航空の親切なスタッフが、私たち3人を前方の席に移動してくれました。これで乗り換えもスムーズに…と思いきや、渡されたパスポートとチケットがバラバラ!いやー焦りました!途中で気づいて、3人で急いで正しい組み合わせに戻しました。
広州では、予定通りのスムーズな乗り継ぎ…のはずが、ダッカ行きの飛行機が遅延。予定が狂った初日ですが、遅れたものの無事にダッカに到着し、ホテルにチェックイン。毎回トラブル続きの渡航ですが、珍道中の始まりです!
【2日目】
2日目、8月3日。ホテルを出発し、JICAダッカ事務所へご挨拶。新しい担当者、西様と情報交換。助成制度の見通しについて有意義な時間を過ごしました。その後、ルビーさんのお宅で打ち合わせ。ワハブファミリーとの久しぶりの再会に、話が弾みます!
その後2時間半ほど車での移動でガジプールの学校に到着し、早速、先生方とミーティング。ビジネスの課題について話し合い、解決策を模索。みんなでストレッチゾーンに飛び込む決意を固めました。
そして、ユニフォーム問題に加え、新商品提案タイム!私たち3人が持ち込んだアイテムを披露。アクセサリーやバッグ、日本の駄菓子まで。まるでバングラデシュ版「なんでも鑑定団」。皆さんの反応も上々です!
また今回は私、石崎と、頼れる相棒の室木さんは、現地の皆さんとのコミュニケーションを深めるために、秘密兵器を持ち込みました。それは、なんと翻訳機!それぞれ異なる機種を購入し、現地に持ち込んだのです。
この翻訳機、まるで魔法のように日本語をベンガル語に、そしてベンガル語を日本語に変換してくれるという優れもの。これで現地の方々と心の交流ができる!と意気込んでいました。
しかし、実際に使ってみると、一方の翻訳の精度が怪しいことこの上なし。結局、片言の英語でのコミュニケーションと玉木代表の通訳にまたしても頼ることになってしまいました。
それでも、翻訳機を通じての珍妙な会話は、私たちと現地の方々の間に笑いを生み出し、結果的に心の距離を縮めることに成功しました。期待通りの活躍とはいきませんでしたが、ユーモアたっぷりのエピソードとして、私たちの旅の思い出に刻まれました。
ミーティング後、ダッカへの帰路は大渋滞。2時間半の長旅で疲労感たっぷりですが、明日も頑張るぞ!ということで、2日目を締めくくりました。

【3日目】
2025年8月4日、3日目。朝8時、ホテルを出発。目指すは10時半からのティーチャーズミーティング。まるで学校のベルが鳴る前に駆け込む学生のように、私たちは急ぎ足で学校へ向かいました。
この日は特別な日。日本からのゲスト、石原さんとその娘さん、ほのかさんによる書道の特別授業が予定されていました。クラス6の生徒たちは、興味津々の眼差し。書道とは何ぞや?と目を輝かせていました。
授業が始まると、みんな思い思いに筆を取り、「友好」という字を書き始めました。友達の「友」に好きの「好」、まさに友情の象徴です。生徒たちは笑顔を浮かべながら、時には筆を持つ手が震えるほどの緊張感もありつつ、書道を楽しんでいました。
授業が終わると、石原さん親子と一緒に昼食。まるで初めてとは思えないほど和やかなひとときでした。その後、午後3時半からはお店のビジネスミーティング。リナさん、アスマさん、ジョイくん、オプ君と共に、こちらも真剣な顔つきでのミーティングとなりました。
しかし、エアコンが故障中で、湿度が高く、まるでサウナの中での会議。汗だくになりながらも、なんとかミーティングを終え、6時頃にはダッカに向けてガジプールを出発しました。
【4日目】
8月5日、4日目。今日も朝8時半にガジプールへ。我らが室木先生による科学教室では、片栗粉と水を使った「ダイラタンシー現象」を利用したおもちゃ作りが行われました。生徒たちは普段見慣れない道具に大興奮。まるで魔法のような実験に、みんな目を輝かせていました。
午後からの予定は…
なんと申し訳ない事に私の体調不良でキャンセル!湿度にやられ、急遽ダッカに戻り、ホテルで休養を取ることに。
その後休養のお陰か復調し、我々は夕食にアスラムさんを誘い外食することにしました。どんな美味しい料理が出てくるのか、楽しい会話が待っているのか、期待を胸にレストランへ!
少々お疲れ気味の御一行は元気を取り戻すために「日本食レストラン匠(たくみ)」に行くことに。期待と不安を胸に、我々4人はレストランに向かいました。ドライバーのアスラムさんも初めての日本食に挑戦!お箸は難しいということで、フォークとスプーンでハンバーグ定食を楽しんで(?)いました。
バングラデシュでの日本食に期待はしていなかったのですが、驚くことに、ラーメンや
だし巻き卵、うどんが日本で食べるよりも美味しい!期待以上の味に大満足でした。
デザートには本格的な白玉と黒蜜のスイーツを堪能し、疲れた体に日本食が染み渡りました。これで明日からのハードスケジュールも乗り切れるはず!明日へ続く!

【5日目】
8月6日、5日目。この日は朝8時にホテルを出発し、ガシプールにあるマオナコンピューターセンターへ向かいました。目的は、我々のパソコン教室のさらなる発展のために協力を求めることでした。このセンターでは、受講生が受講後に政府認定の受講証を発行してもらえるということで、我々もその恩恵にあずかりたいとお願いに行ったのです。
センターはちょっとしたショッピングモール内にあり、パソコンをはじめとする電気製品
を販売するお店も兼ねていました。
交渉の結果、我々の教室の受講者も修了証を発行してもらえることになり、大変良い話になりました!我々のパソコン事業もさらに発展が見込めます!
その後、ユーアンドミースクールに戻り、ショップミーティングを行いました。店舗責任者のアスマさんをはじめ、ジョイさん、オプさんと今後の店舗展開について打ち合わせをしました。特に問題だったアザーズの商品について、日本側から具体的な商品を見てもらい、「これ、売れるかどうかは神のみぞ知るって感じですね」と冗談を交えながら話し合いました。
一方で仕入価格を意識して且つ現地でも販売可能なバランスを取った販売価格を決めていきました。喧々囂々のミーティングでしたが結果として、大変喜んでいただける結果となり、我々としても嬉しく思いました。
【6日目】
8月7日、6日目。ダッカのホテルを出発し、学校へ向かいました。今日は学校でデンタルキャンプ、歯科検診を全校で行うということで、札幌デンタルカレッジから100名もの歯科医師、歯科女子をお招きしました。生徒たちは緊張した面持ちで、「歯医者さんに、すぐ歯を抜かれてしまうのでは?」と冷や汗もので検診を受けていました。
検診は非常に有意義な結果となり、治療が必要な生徒もリスト化され、今後も定期的に実施したいという話になりました。最後は皆で大昼食会!多くの関係者と親睦を深めました。午後2時に終了し、皆様が帰られた後、我々も少し休憩をとり、ダッカのホテルに戻りました。
夕食は近隣の日本食レストラン、緑レストランで取りました。先日訪問した日本料理屋さん「匠」と比べて、若干値段が高いようなイメージでしたが、「この近距離で、この値段なら、まあ納得!」と冗談を言いながら食事を楽しみました。今後の訪問においても楽しみが一つ増えたということで、玉木代表と室木さんと私で喜び合いました。
【7日目】
8月8日、7日目。まるで冒険映画のような渡航も気付けば後半戦。朝8時半、私たちはラッカのホテルを出発し、ガジプールの学校へ向かいました。天気はまるでバケツをひっくり返したかのような大雨で、保護者会が開けるか心配でしたが、8人のお母さんたちが勇敢に集まってくれました。まるで「雨にも負けず」の現代版です。
保護者会では、私たちの考えや今後の展開を伝えると、お母さんたちからも貴重なご意見をいただきました。最後には「YOU&MEボックス」という募金箱が登場し、参加者から寄付金が集まりました。日本からの参加者も、もちろん寄付しました。まるで「みんなで力を合わせて学校を良くしよう!遠足に行こう!」という前向きな考えに皆が賛同してくれました。
お昼には保護者会が無事終了し、その後2人のお母さんにインタビューを行いました。学校について期待する事、親としての本音を聞くことができ、大変有意義なものとなりました。
その後はショップミーティングが行われ、帳簿の確認や、前日に引き続いての商品の値決めが行われました。まるで「価格はどうする?」「これでどうだ!」といった商人たちの熱いバトルが繰り広げられました。プライスカードのディスプレイについても、まるでアート作品を作るかのように打ち合わせが進みました。
その後、やるべき事を可視化した「アクションプランシート」を説明、作成し、今後の課題と解決策をみんなで考えました。まさにストレッチゾーンでの作業となり皆の意識のベクトルが一致したミーティングとなりました。
午後7時にミーティングが終了し、ダッカへ戻る道中はまるで長い旅の終わりのようでした。疲れは残りましたが、すべてのミッションを達成し、満足のいく一日となりました。まるで映画のエンディングのように、みんなの笑顔で締めくくられました。
【8日目、最終日】
8月9日、8日目。今回渡航の最終日。ダッカのホテルで事務処理を済ませ、帰国の準備をしていたところ、毎回恒例のナオミさんとの昼食が待っていました。予定通り12時に集合し、ホテル近くの日本料理屋で昼食をとり、情報交換をしました。そこで、バングラデシュならではの物販グッズを購入しようという話が盛り上がり、ナオミさんから「ガムチャ」という布地をハンカチサイズにして販売してはどうかというアイデアをいただきました。これには思わず「それだ!」と心の中で叫びました。
午後はダッカ市内でお土産とグッズの仕入れに向かいました。アーロンという有名なショップで売れ行きの良かったコースターを仕入れた後、庶民的なお店を巡りガムチャ探しが始まりました。移動はなんとリキシャ!暑い日でしたが、涼しい風が吹いてきて「リキシャでリフレッシュ!」と汗だくでしたが爽快な気持ちになりました。
お店に着くと、ガムチャ探しが難航。途中で本屋さんにも寄り、ライブラリーコミッティのための図書選びもしましたが、なかなか目当てのガムチャが見つからず苦労しました。しかし、最後には目的のハンカチサイズのガムチャを売るおじさんと巡り合い、3人で「ガムチャゲット!」と喜びました。
今後のイベントで物販商品として見て頂けると思いますので皆様、宜しくお願い致します。
その後、ルビーさんのお宅で美味しい夕食をいただき、空港へ向かいました。
何とここまで来て、出発が早まるというハプニングがあり、急ぎ飛行機に乗り込みました。
遅れることはあっても早まる事など想定もしておりませんでしたので、びっくりでした。
その後、8月10日にかけての広州経由で成田までのフライトでは、玉木代表のお隣さんがバングラから初めて日本に向かう母親と小さな女の子と隣り合わせになり、空港でのWi-Fiの不安を解消するために「Wi-Fiの救世主」としてお手伝いすることに。
入国審査や税関手続きも手伝い、いざ迎えに来ているはずの旦那さんと再会!
とはいかず、落ち合えない状況に空港職員に相談し、その後を託しました。
というわけで我々も何とか無事帰国となりました。今回もバタバタな渡航でしたが、有意義な経験を得て次回の課題も明確になりました。「次回も珍道中は間違い無いだろうな」と心に浮かぶ石﨑でした。今後とも皆様のご協力をよろしくお願い致します!
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